負け犬の遠吠え

群れの中から見ていたい

(HAPPY) BIRTHDAY

 

 

 

 

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2023.04.09. BUMP OF CHICKENアリーナツアー「be there」、セキスイハイムスーパーアリーナでの仙台公演に行ってきました。

 

 

もうずっと、手軽さと楽さ故にツイッターで感想を垂れ流すのが常になっているのですが、この公演のこの感想は きちんと文章に残したいなあと思ったので久しぶりにアプリを開きました。まだ残っててよかった。

ライブレポは多分これを書き終わったらいつも通りツイッターに好き勝手書き殴ると思います。

あと再三言うけど藤くんの言葉とかMCとかぜ〜んぶニュアンスだしもしかしたら幻だったかも!ごめん!!

 

 

 

 

 

 

本ツアー自体は4公演目、2日目ばかり当たっているので、2日目のセトリは3公演目です。

 

 

とはいえ、今回のツアーはコロナ禍での制限が緩和され、不織布マスクの着用必須という条件付きではあるものの、久しぶりの声出し解禁公演ということもあり、公演を重ねるごとによくなっているので、3月の大阪ぶりの公演をとても楽しみにしていました。

 

特に徳島名古屋の評判をよく見かけたし、その流れのまま18祭を収録放送、新曲も解禁して1週間ほどという、前回の公演とはまた違ったものがみられるだろうな、という、私が最初にみた福岡公演とは別物になっているんじゃないかな〜なんて期待したりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりました。

 

 

実際、良くなっているところもたくさんあったし、メンバーも(BUMPのライブ初参加かも、や声出しライブ初めてかも、なお客さんに対する煽りなど)慣れたところがあったように見受けられて、ツアーの開始当初みられたようなお互いもどかしくてチグハグな感覚はほとんどなくてよかったです。嬉しかったし、ほっとした。メンバーにちゃんと「会いたかったよ!!!!!」が過不足なく伝われと思っていたから。

 

 

 

可愛いところも、かっこいいところも、好きなところも、笑いも、これが仙台公演の参加を決めた1番の理由なんですけど、4月12日にお誕生日を使えるボーカル藤原基央のお祝いもできて、もうやりたいこと全部やれた!最高!来てよかった!!って、ライブも終盤に差し掛かる頃にはもう満足してて、正直、あと大体何曲ぐらいだな、なんてうろ覚えのセトリを思い出してたりして。

 

曲が始まるまで名古屋公演レポでみた内容を忘れていて。

読んだときは「なんてことをしてくれたんだ」と思ってたのに、すっかり頭から抜けてたんだよね。あの曲でやった煽りを。

 

 

 

藤くんが話し始めてすぐ、「あ、」って思い出して、やばい、全然構えてなかった、覚悟してない、どうしよう、そんな、今日は藤くんのお誕生日をお祝いしたくて来たのに!って。

 

 

案の定、文章で読んだだけのレポでも「なんてことしてくれたんだ!!!!!」って思ってた煽りを覚悟も構えもなくド直球で受けてしまい、もうなす術も対抗する術も受け止めるキャパも何もなく、結果今までで1番泣いたaurora arkツアーのファイナル公演と同じかそれ以上に泣いてしまいました。あーあ。おしまいだよ。

 

 

 

「プレゼント」で

嫌いだ 全部 好きなのに

って歌ってくれたことに改めて感謝して、当時の私を掬ってくれてありがとう、感謝してる、今はもうちゃんと「全部好き」って言えるようになったよ、なんて思ってたのに。

 

 

生まれてきて幸せか?

なんて聞かれてしまって、そんな、言葉に詰まる、はいとは言えない問いかけをしたくせに「そんなハイって言えないよなあ」みたいなこと言ってくれて、そのあとのMCでもそうだけど、

ずっと幸せだったらいいけどさ、そんな素晴らしいことはないけど、でも難しいよな、俺だって難しいよ、でもさっき俺のこと祝ってくれただろ?「ハッピーバースデー」って歌ってくれたじゃねえか、君の声で君自身に言ってやってくれ、君自身の声じゃなきゃ意味がないんだ

からのHAPPY BIRTHDAY本当に無理で、そこまで言ってくれたのに言えなくて泣いてたら

もし言えなければ僕が手伝う

とまで言ってくれて、全然言えないけど、ここまで言ってくれたのに一言も応えられなかったら嘘だ、って思って、まだ全然自分のために自分の誕生日の前に「ハッピー」なんてつけられないけど、思えないけど、藤くんは自分のために自分の声で言ってやれって言ったけど、今日は藤くんのお誕生日をお祝いにきたから、藤くんへの「ハッピーバースデー」の気持ちを重ねてしかまだ言えないけど、「ハッピーバースデー」って歌ったよ。

 

 

生きるのは最高だなんて思えないし、それもライブのあの瞬間の藤くんが言わせてくれるあの時しか言えないけど、その瞬間さえ思えなかったりするけど、「全部好きだよ」って素直に思えたように、生きるの最高だなとか自分で自分にハッピーバースデーとか、一回でも思えたらいいなあ、そしたらまた藤くんに(勝手に)報告したいな、って思った。ぜーーーーーんぜん思える気しないけど!

でも先に「思ってなくてもいいから言ってくれ!」なんて言うからその優しさに甘えてしまう。人生で一度も言わないんじゃないかってセリフをこんなに大声で引き摺り出してくれてありがとうね。最高で最低で最悪に幸せだよ。

 

 

軽い気持ちで(軽くないけど)楽しく「お誕生日おめでとう!」しにいったのに、こちらが覚悟していない本気の誠実さで「ハッピーバースデー」を求められてしまって、向こうが本気で言うからこちらも軽いノリで応えられなくて、そうなるともう本当に言えなくて、それでも引き出されてもう全部ダメになってしまったお話しでした。

 

「HAPPY」でもうぜーんぜんダメだったのに「RAY」のダメ押しでもう完全にノックアウトされちゃって、それ以降の曲全部灰だよ。初めてアンコールなくていいって思った。

あと今日のことを忘れたくなくて、このツアーの今日この日に何か残したくて、多分初めて開演前物販行ったのに開演後にも物販行ってステッカーとビゼアタオル買いました。

 

 

 

 

 

今日も最高に幸せで、楽しくて、誠実で、愛と優しさに溢れた時間でした。ありがとう。

 

 

HAPPY BIRTHDAY.

 

 

2020/06/24 KREVA 有料配信ライブ①

 

 

KREVA初の有料配信ライブ「①(マルイチ)」をみての感想というかなんというか……のブログです。

カイブ残ってたしレポらしいレポはしないけど、「す、好き〜〜〜〜!!!!!!」ってなったところの話はします。なぜなら未来の私と「ここよかったよねわかる〜〜〜〜!!!!!!」をやりたいので…………。

 

バレ気にする必要があるのかよく分からないですけど、バレもガンガン投下するので 嫌な人はお気をつけください。

 

あと有料配信ライブ(無料配信ライブも数えるほどしかチェックできてませんが)に関しては 48Gの無観客公演ぐらいしか経験値がないので ど素人の感想だと理解したうえで読み進めてもらえると幸いです。「的外れなこと言ってても石投げないでください」が固定ツイートなぐらいなので……察して………………。

 

 

 

 

 

 

オープニング即コックコートでしんだ。

コックコートは……だめでしょ……めちゃくちゃ好きなんだが……。癖すぎる……。ころしにきたんか……………………??????

制服系は3割増しっていうのはもはや世の常識だと思うんですけど、コックコートは………………だめだょ………………。しかもいつもの(収録済み)映像かと思ったらリアルタイムなんですか?バカかよ………………(褒めてる)。すき…………………。

加えて 思ってた以上に肩幅狭い……?エッ……?ってドキドキさせられてしまった……。……その後それ以上にドキドキさせられすぎるイベントが待ってたんですが………………。脱いだらサスペンダーって何?????????そういや「敵がいない国」ツアーライブハウス公演の時もサスペンダーでしたね……?????「調査兵団か???????(すき…………)」ってなったんだった。討伐数30ぐらいの実力あった。私の煩悩も削ぎ落としてくれ。

好きな人がヘアメイクさんにヘアメイク直され(整えられ)てたりいじられてるの大好物なので連チャンでしにました 本編始まる前にころすのやめてほしい最高です。

 

そんで会場がビルボード東京〜〜〜!!!!!!ヒュウ〜〜〜〜〜〜!!!!!!(キャパじゃなく)金かかる分かってる男最高!!ヨッッッッ!!ギロッポンの夜景を背負う男!!!!!!!!!カメラさんのカメラワークまじで天才だった……ありがとうございます……。どこでも販促するじゃん……。既にグッズめちゃめちゃ買ったが?!?!!!?!!?!

 

 

 

「ルック ルック ルック」の言い方好きすぎるし「じゃあいってみようか」でしんだ すきです。

やっぱりライブがうめ〜〜よ……ってこの日何回思ったかわからん。ライブ(生)が本当にうまい。金を払う価値がある。不意に出る頭の良さ語彙の豊富さで何回ころされたかわからん。すきです。

 

 

「かっこいいのはわかってるんですよ」だけでもしんだのに(自分のカッコよさに自覚的な人しぬほど好き)、「かっこよくしてるんですよ」って言われて……………………もう……………………無理だった………………………………。

かっこよくしてるんだあ………………。いやじゃなきゃあんなかっこよさと色気は出ねーと思うけど……………………。かっこよく………………してくれてて……………………まじでありがとう……………………………………。最高バカデカ特大BIG LOVEだ………………………………………………。ありがてえ………………。金を払いたい…………………………(払ってる)。

 

 

「もちろんみんなと会いたかったけど」のガチ恋量産機やめてくださいありがとう大好きです ガチ恋量産笑顔やめろやめろやめろ!!!!!!!!!すきです!!!!!!!!!!!!!

「王者の休日」、元々めちゃくちゃ好きなんだけど ん……?なんか今日ファンサ多いな……?って思ってたら 打ち上げコメで意識的だったのがわかってわたしはしんでしまいました。

あとコメントでも言われてたけど「one」でのカメラに向けてのファンサ、完全にアイドルじゃん………………。「指ハートして♡」団扇掲げていいか?

 

 

 

「自身初の有料配信ライブ」と「Thumva初のライブ配信」、ふたつの「1」番目(初めて)を重ねてブン取って「①」と題したライブやるのも含めてやっぱつえ〜〜し 元々基準定めるの好きだけど「これを"基準"にする」って宣言して「基準」やんのやべ〜〜わ……。KREVAに基準という曲があることのヤバさと凄さを改めて実感した。

そうやって自分からハードル上げて自信と自負と責任を背負ってくあなたが好き。一生王者でいてくれ。

基準ストロングスタイルoneの流れ強すぎて反則じゃねえ????ってなった。強すぎ怖すぎヒーーーーー好き!!!!!!!

あと「EGAO」の「も〜〜……やるの……?やるけども……」の言い方ヤバだし流し目やばいよ。なんなんどうしたいん………………。

いつか美術館の作品解説ナレの仕事してください。

 

あとすぐ酒の話するの本当好きです。

一生酒飲んでラップしてかっこつけててほしい。

 

 

「敵がいない国」ツアー大千秋楽(アリーナ公演)の日だから それ用のセトリかな、って思ってたら タイトル変えたからそれ仕様じゃなく完全に新たなコンセプトのセトリ組んでくるところ、めちゃくちゃらしいな、と思いました。「AFTERMIXTAPE」の曲全然しないじゃん。

ツアー(ホール、アリーナ用)セトリもみたかったな。いつかみられたらいいな。

あとホールツアー用に作ったっていうジャケットめちゃめちゃかっこよかったです。あの一回だけなの勿体なさすぎるのでどこかで必ず見たい……。「無期限延期」の「敵がいない国」ツアーの再開をいつまでも待っています。

 

 

 

いくらでも長くなりそうなのでライブの感想はこれぐらいにします。

 

 

 

 

 

 

配信ライブ、それはそれで楽しいし、今できることをそれぞれが模索してくれてるのはめちゃくちゃ分かるんだけど、いわゆる「ライブ」の代替にはならないな、というのはとても感じる。「有料配信ライブ」になったからこそ余計に。いい悪いじゃなくて完全に別物なんですよね。これは私が今までの円盤を主に「既に現地で体験したライブを思い返したり追体験したり補強したりするため」に鑑賞してたことも関係してるかもしれないけど。

キャパやら日程の問題やらその他様々な事情で今まで現地に足を運べなかった人も(それぞれの好きなタイミングで)観られる、という点では ライブが再開できるようになってからも継続されればいいなと思うけど、配信ライブは配信ライブであって、現地でみるライブにはどうしてもなり得ない。

 

だってどうやっても没入できないし 現実だけど現実からは離れた異なる居場所、にはならない。当然だけど。空間(空気)の共有はできないし、端的にいうとキマらない。キマってくれない。好きでずっと追ってて生で現地でライブみてればみてるほどそう思うんじゃないかな。

手軽さや どうしても時間のかかる円盤化を待たずにみられる(共有できる)というメリットは確かにあるけど、でも私が 行きたい、これがないと生きていけない、これがあるから生きている、と思うライブとは違う。全くの別物。まだ始まったばかりの文化で、これから進化していくものだというのも分かるけど、現時点では一時的な代替品でしかない。

何度も言うけどそれはそれでいいんです。「あの」ライブを求めて配信ライブをみるのは違うんだな、とわかったので。

でもだからといって 配信でライブできるから 生のライブはできなくてもいいよね!は全然違うんだよな……。これはライブが身近か ライブに生かされた経験があるか で全然違うのかもしれないけど。分からない人には多分本当に分からないんじゃないかな……。

 

 

あとライブ中(しかも中盤過ぎぐらい)にKREVAが「疲れる」ってこぼしたんだけど、めちゃくちゃ珍しいというか意外でびっくりしてしまって、それは次にやる曲へのフリも兼ねていたので全部が全部本音じゃなくパフォーマンスを含んでたと思うんだけど、でも「心が疲れる」「いつもは目の前で返ってくる(わかる)反応がわからなくて、画面の向こうでみんなが盛り上がってるかな楽しんでるかな、配信は問題なくされてるかな、って想像しながら進めていくのってすごく疲れる」みたいなことを言ってたのには あぁそうだよな、リアルタイムで反応を確認できなくて(コメント機能があるとはいえ毎秒チェックするわけにはいかないし)、「こういう反応だといいな」「こういう反応が返ってきてるはず(希望と予測)」みたいなことを考えながら 想定しながら 進めていくのって、普段のライブ以上に神経を使うだろうな、と思った。

演者側から 観客側への信頼とか積み重ねがないと あっても かなりしんどいんじゃないだろうか……って。でもそれは現状では観客側がどうこうできる問題でもなくて。「楽しいよ、楽しんでるよ、配信でも大丈夫だよ」を発信し続けて、それを演者に信じてもらうしかないんだよな……と思うと 負担を増やしてしまってごめんね……って思ったりする。「信じてね」って言うの怖いし難しい。

配信ライブって 演者も観客も お互いがお互いを信じてないと成り立たないものだな、と思った。これかなり危うくて怖くて心配。

 

 

あとこれは今までの円盤や 現地でのパフォーマンスみてるだけでは 本当の意味で気づけてなかったバカがようやく理解しただけの話なんですけど(劇場公演やってるアイドルのオタクしてるくせにね)、ファンサって 目の前の観客や 抜いてくれるカメラに向けてアピールができることじゃないんだな。

自分の目線の先、配信ライブで言うとカメラの先に、自分が見ている、見られている先に「ファン(お客さん)がいること」をきちんと認識・理解しているか、その目に向けてパフォーマンスができているか、なんだな……とようやく分かった。「レスが多い」のがすごいんじゃなくて、その目線を理解認識したうえでパフォーマンスできてる人がすごいんだ(それは目線をこちらに向けている時だけではなく)。

今更すぎて 私今まで劇場公演含むライブテレビパフォーマンスの何を見てきたんだろうな……ってちょっとへこんだけど。レスで沸いてる場合じゃないよ……。「何か分からないけどすごいなこの子のパフォーマンス」の「何か」のうちのひとつをようやく理解して言語化できたと思うことにします……。未熟も未熟だ…………。

そして「ライブ」がうまい人は大抵これができている(もちろんそういうものを一切意識しないで空間を作り上げてる人もいる。ベクトルが違うだけでその人もプロだしすごい)。多分これは配信(カメラ)を通すことでより一層分かりやすく顕著になるんだと思う。残酷だな、という気もする……。

 

 

あとこのまましばらく配信メインになるなら曲作り(あるいはセトリ組み)にも影響ありそうだな、と思った。

サブスクメインになった今でもかなり曲作りって変化したと思うんだけど、元々「めちゃくちゃ好きだし音源で聴いてるとすごくいいんだけど、ライブだとどうやってこの好きとか楽しいとか受け取って表したい返したい感情を表現すればいいのか分からなくて難しくて結果ぎこちない反応を返すか地蔵みたくなってしまう」曲が私にはちょこちょこあるんだけど、ライブでのリアルタイムの空間(空気)の共有ができなくなると、画面の向こうでも楽しさや悲しさ辛さ、感情の揺らぎ、などを共有しやすい、伝わりやすい曲、みたいなものが重要視されるのかな……っていう予感がある。分かんないけど。

 

 

あともうひとつ印象的だったのが、バンドメンバーの人たちが 事あるごとに「(照明カメラ音響技術その他の)プロと仕事をするのは本当にすごいし嬉しいことだ」みたいなことを繰り返し言ってたことで、そうだよね、「プロの仕事」というものは ステージに立ってる演者だけでなく、支えてくれてる各スタッフさんの そういう「プロ」の仕事も含めて私はライブ(現場)が好きなんだ、と思ったし、KREVAYouTubeライブ(https://youtu.be/1XPZlo039jg これの36:55ぐらいから)でも言ってたけど、そういう人たちは何ヶ月も仕事なくて(とんで)も補償も何もなくて、多分苦渋の決断というか最後の手段で 日比谷音楽祭ですらクラファンやったり、国(行政)にはもう期待できないから そちらじゃなくて 観客側にお願い(寄付)を募ってるんだろうな、と思うと 暗い気持ちになってしまったね……。ハァ……まじで大富豪になりて〜〜〜な………………。

 

 

ソーシャルディスタンスを意識して、今回のライブではKREVAとベース&ギターは主にステージではなく普段なら客席なところに降りて演奏をしていたんだけど(「瞬間speechless」での「観客がいないからこそできるパフォーマンス」とかはさすが創意工夫を凝らしてくれているな、と思いました)、途中でKREVAがステージの上に立った時に「あぁ、やっぱり私は ステージに立っている「プロ」の姿が好きなんだ、見たいんだ」と改めて痛感して泣いてしまった。板の上で生きて パフォーマンスをするあなたたちが好きだよ、って思った。客席もステージにした時、使っているスペースはむしろ板の上だけの時より広がっているのにね。

配信ライブだから、普段のライブではできない見せられないことをしよう、楽しんでもらおう、って考えてくれる姿勢や優しさも好きなんだけど、やっぱり私は プロが全力掛けて作り上げた「ステージ」「ライブ」が好きだよ。1日でも早く またそれがみたい。たくさんの「プロ」の技術の結晶、作品としてのライブがみたい。

 

 

 

それはそれとして!!!!!!!!

ライブ終わりそのまま打ち上げに移行して その様子も共有してくれたのサイコ〜〜〜〜だったんですが…………!!!!!!!!!

こんな……3000円ぐらいのチケットで本編も観られてさらに打ち上げの様子まで…………?!?!!?!ギフティングできるとはいえカイブもあるのに価格設定がバカすぎる………………。もっとお金取ってくれ……………………。ありがとうラブ…………………………。

 

好きな人がお酒飲んでる話聞くのも 実際飲んでるとこみるのもまじでめちゃくちゃに好きすぎるからライブ本編と同じくらい興奮してしまった……。こんな贅沢が許されていいのか……?ありがとうベイビー…………。マイスウィート……………………。

シャンパンで乾杯〜」した後各々好き勝手にビール飲んだり KREVAは知らん間にテキーラに移行してるし 大神田さんもテキーラ欲しがるし 誰かわからんけど途中で「テキーラくださーい!!」って叫ぶし もう……全てがハチャメチャによかった……最高すぎた……。

ライブの感想投げながら 質問にも答えてくれてさ……。「ご飯食べないの?」の質問に「ライブ終わりは疲れて食欲ないんだよね」って言いつつ 自分から食べてるよ、って見せてくれて「唐揚げとエビ(フライ)食べてるよ」って教えてくれたり……。サラダやピザもあったのに揚げ物食べてんの可愛いね……。ファンサがすごすぎてありがとうだよ。追課金不可避。

ライブ配信前のYouTubeでライブ本編の予定時間教えてくれて(案の定オーバーしたけど)、「その後そのまま打ち上げやるからお酒用意しててね」つってマジで飲みながら打ち上げ配信やってくれるとか本当に贅沢が過ぎる。優しさの塊か?これからもやってほしい。あと円盤化する時には打ち上げまで入れてくれ本当に頼む。

 

コメント欄でゲームしたり(私リアタイ時は基本コメントオフにしてたからみてないけど)「888888」が並んでたらしいコメ欄とのコミュニケーション、00年代のニコニコか?と思ったけど「配信だからできること」をたくさん考えてくれたのが嬉しい。今までみたいな 生のライブ垂れ流しでも十分なのに。こんなに愛と優しさを貰っちゃうと返すのが難しくて困っちゃって嬉しくて仕方ない。ラブだ…………。

 

 

 

ツイッターで見たけど(情報源がほぼほぼツイッターの人)、配信ライブの問題点というか課題もなるほどな、って納得した。

キャパ感がわからない、チケットが売り切れるという概念がないからチケットがギリギリまで売れず動員が読めない、よって予算感がわからない、みたいなやつ。

アーティスト側も観客側も まだ始まったばかりで これから試行錯誤を重ねてベストを模索することになるのもわかるし、それまで耐えられないところが出てくるのも想像に難くないので、「こういう事情があるから助けて」って教えてくれるのは勉強になるんだけど、私たちは大富豪でも石油王でもないので限界があって、「助けたい」気持ちと「現実問題(主に金銭的な問題で)」の間でしんどくなるのはキッツイな……とも思う。結局政治………………みたいになるのかなりキツイ。絶対諦めないですけど……………………。

 

好きであればあるほど、現場に足を運んでいればいるほど、物足りなくて寂しくて飢えてしまうところがあるな……と感じたので、好きだし応援したいから配信ライブもみるけど余計に渇く、みたいになりそうだし(私は)、それなりに知名度があって聞いたことあるし 気になってる(行きたい)けど実際ライブいくのはなー(チケットの入手の困難さやスケジュール、チケ代の問題などで)みたいなことを考えてる層を潜在的に抱えてるアーティストが一番勝機があるのかな。あとはSNSでバズってアーカイブ買ってもらうとか。結局オタクの影響力で殴るタイプのプレゼン大会しなきゃいけないのか……?それはそれでまた………………。

固定ファンに支えてもらいながら小さい箱を回ってるような ギリギリのところが1番きついのかも(ジャンル問わず)。そういうところが解散してっちゃったりするの本当にしんどいから 本当にお願いだからなんとかしてほしい。

 

 

 

 

話がかなり逸れたけど、初めての有料配信ライブ、楽しかったし何よりありがたかったです。

「やってくれたこと」にまずは感謝したいなと思うし、これからまだまだ伸び代あるなら楽しみだな、とも思う。

でもやっぱり1番は 早く現地で生でみたいな。

 

ファンのために色々やってくれるところが好きです。

「これから」を楽しみにさせてくれてありがとう。

あなたのおかげでテキーラに手を出してしまいそうなので止めてほしい。またライブで会おうね。

 

 

 

「美術館女子」

 

 

「美術館女子(https://www.yomiuri.co.jp/s/ims/bijyutukanjyoshi01/)」、TLで画像(グラビア)が流れてきた時は そういうコンセプトのグラビア撮ったのかな、小栗有以ちゃん(以下ゅぃゅぃ)可愛いな〜ぐらいに流してて、色々燃えてから(おたくやおたく以外の人が言及してから)詳細を知りました。


できるだけフラットな目線で考えたいけど、私は48のおたく(と言えるのかもはやわからないけど)だし、推しではないけどゅぃゅぃのことも好きなので、どうしても偏った(擁護寄りの)話になってしまうかもしれない。できるだけ多方面に喧嘩を売りたくないし呪詛も吐きたくないけど、多分どうしても主観入りまくりかつ何かしらに文句を言ってしまうだろうし、これを書いてる時点でもう気持ち悪くて仕方なくてすごく嫌です。

あと追記しておくと 私自身は美術館好きだけど(たまーーーーーに)行くぐらいだし、芸術には全く詳しくないです。

 

 


私が思ったことを端的に言うと、「仕事として受けたゅぃゅぃは悪くないが、企画やコンセプトは明らかに時代に沿っておらず不味い」です。

何回目かわからない「なぜこの企画を通してもオッケーだと思った(受ける、イケると思った)??????」案件であり、48の「そういう企画や それを考えつく層との親和性」に悲しく、溜め息をつくことになってしまいかなり辛い。

 


私が TLで見かけた時に「そういう(美術館が舞台の)グラビア作品かな?」と思ったように、「ゅぃゅぃを被写体(主体)として、美術館を舞台として撮った作品」としては私はすごくいいと思うし、好きです。

 


インタビュー(というかコメント)通り、ゅぃゅぃが芸術に精通しておらず(実際がどうとかではなく そういう「設定」のグラビアでもいいけど、現状アイドルは本人のパーソナルなキャラクターと職業としての「アイドル」の境界がかなり曖昧というかほとんどないので、「ゅぃゅぃ本人」という前提で話を進めます。)、「芸術に関して無知なゅぃゅぃと美術館デート」というコンセプトのグラビアならとてもいいと思います。なぜならその場合想定されている客は「ゅぃゅぃ及び48、アイドルのおたく」だと思うので。

 


ただ今回のコレは「新たなアートの発信」を謳いつつ、「美術館に馴染みがなく、インスタ映えに興味関心のある若い女子」を演出しているのが気持ち悪さを醸し出しているんですよね。作品に関する情報も、作品のクレジットと主にゅぃゅぃの感想コメントだけで 正直フックとしては弱いと思います。

あ、あと恐らく編集さん?か誰かがゅぃゅぃのインタビューを元に書き換えた(言い換えた)?であろうコメントがより一層キモさを増してますよね。個人的にはこれが一番の「キッショ!!!!!!」ポイントかもしれません。(ゅぃゅぃコメント→「最初は私に芸術って理解できるのかな、って不安でした。でも、言葉とか理屈じゃなくて伝わる何かがあって、パワーに圧倒されました。」が「撮影の前は正直、ちょっと不安だった。私自身、これまでそんなに美術館に遊びに行ったこともなければ、絵画に詳しいわけでもない。「芸術って難しそうだし、自分に理解できるのかな」そう思っていた。ただ、そんな気持ちは展示室に足を踏み入れた瞬間吹き飛んだ。以下略」になってる、みたいなやつ)。

 

 


ソースの提示を求められると難しいので申し訳ないんですけど、そもそも(読売新聞に限らず)新聞の購読者って減少し続けているな、と実感していて、さらに先述したような若い女の子が わざわざお金を払って紙媒体を、あるいはオンライン記事とはいえわざわざあの企画を選んで読むとはなかなか思えないんですよね。その時点で既に「なぜこの媒体でこの企画?」って思ってしまう。

それならよっぽど、ティーン向けのファッション誌や 若い子に人気のインフルエンサーなんかにこういう企画で、って持ち込んだ方がよほど影響力があると思うんですよ。

だけどわざわざあえて「新聞」で、しかも「全て」がゅぃゅぃとの美術館デートグラビアに見えるショット、っていうのが完全に????????。

 

 

 

ツイートで述べている人もいたけれど、どう頑張っても「おたく(男)がアイドルとの美術館デートを楽しむ」目線にしか見えないんですよ。

「ゅぃゅぃとの美術館デートを通して、今まで芸術に親しんでいなかったおたくに美術館の魅力を発信する」なら分かるんです。理にかなっている。その場合どこのAKB1/149 恋愛総選挙やねんとなるのですが(?)。

 

そういうプロモーションならそういうプロモーションで正解なのに、わざわざ「インスタ映えできるスポットである」ことを記載して、「美術館女子」とかいう名称をつけてしまった。ここが一番まずいし、なんでやねんと突っ込まれた原因だと思います。

 

「女性」というだけで「⚪︎⚪︎女子」だなんだと勝手にラベリングされて、マウントを取られたり嘲笑されたり、消費されたり、なのに経済を動かすための苗床にされたり、そういうものにもうひたすらうんざりしてるんだと思います。しかも繰り返し繰り返し。私も大概うんざりしている。この、本人たちの意思や在り方を無視して勝手に行われるカテゴライズに。

 

 

 

芸術鑑賞だって、この企画がなくても ずっと慣れ親しんできた女性はいるわけですよね。

だけど恐らくこの記事の(紙媒体でもオンラインでも)メインターゲット層である人たちには というか本人以外には これから美術館を訪れている女性が 元々芸術鑑賞が好きなのか、この記事を読んで来たのかが分からない、分かるわけがない。「映える写真を撮るために来ました」「芸術鑑賞が好きで来ています」って札を首からかけるのか?馬鹿みたい。

 


少し前(といってももう3年も前らしい…死……)に「GG」という「ちょいワルジジ」をターゲットにした雑誌で 美術館にひとりで訪れてる女性に知識を披露するという名目でナンパを推奨してた雑誌があって、めちゃくちゃに燃えたと記憶しているのですが、その二の舞になる可能性を十分に秘めているわけですよね。そりゃあその原因になり得る企画にはっきりNOを突き返すのは当然だと思います。

 


だから安易に「この企画はあなたたち(元々芸術鑑賞が好きな人たち)をターゲットにしていない」「今まで芸術に触れてこなかった人たちへのプロモーションとしてこういう企画があることはいいことじゃん」と言ってしまうのは想像力が足りないな、と私は思います。発想が悪いのではなく、企画が悪いと思うので。実際に迷惑していた人がいるわけだし。

 


「馬鹿にするなよ」と怒っていいし、「舐めるな」と怒るのも当然だと思います。

私自身は48のおたくもいい加減怒るべきでは?と思います(48なら引き受けると思われているのでは?と感じるので)。今となっては貴重な外仕事、大切にしたいしありがたいのも本当だけど、こんな形で顔や名前が知られるの、本当に嬉しいですか?望んでいますか?48に対するレッテル貼りが加速しませんか?

この件に関してだけではないけれど、それで釣れると思われているのも、おたくだからまあ炎上してもいけるやろと思われているのも、私は不快です。

これは個々人が考えるべきだし自由なので、怒るべき!!!!とは思いませんが、常に考える必要はあると思っています。

 

 

あと恐らく、この企画に感化されて実際に美術館で「映え」ショット(作品や記録ではなく、自分を主体にした写真)を撮る人がいたら、きっと眉を潜められるんですよね。なんなら「これだから⚪︎⚪︎(好きな名称を入れてください)は」って言われる可能性だってあるわけで、それってだれが幸せになるんですか?

安易な企画と話題性を優先した結果の簡単な予測もしていない、あるいは分かっているけどそれでもまあいいでしょ、と軽視しているのなら これほど失礼なことはないと思います。むかつきポイント+1ですね。本当にいい加減読者や消費者、大衆をなめないでほしい。普通にむかつくので。

 

 

人には詳しいジャンルと無知なジャンルがあるのは当然だし、今までにない層を顧客として取り込もうとする動きには賛成です。

そのきっかけとして アイドルや、芸能人や、(二次三次を問わず)キャラクターを起用しよう、というのにも 基本的には賛成です。

でもいつまで男女や年齢といった属性で分けて 表向きターゲットとしている層以外へのアピールが透けて見えるようなプロモーションをするのでしょうか。「選んでもらうフリをして選ぶ側でいる」意識でいるのでしょうか。

 


それは一体、本当には、誰のための企画ですか?

 

 


まだ細々と書きたいことはあったのですが、一度飛んだ記事を書き直したということもあって疲れてしまったので終わります。

気が向いたら加筆修正するかもしれません。

 

 

 

 

 

 

最後に、いい加減そういったものとの親和性、巻き込まれ、そういう元凶である秋元康から離れたいし、昨今の「48は下品だし時代遅れだしコンプライアンスガバガバだから下げても馬鹿にしても叩いてもいい(全てに反論できないところがまたつらい)」みたいなところから早く抜け出したいです。

 

 


ページを閉じる前におれの好きなゅぃゅぃを見てくれ。

 

 

 

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ハァ……なんでこんなに可愛いのかよ……

ゅぃというなの宝物………………。

 

こんな子を余計なところで傷つけて燃やして消費するの、本当にやめてほしい。

 

 

 

 


ご清聴ありがとうございました。

 

 

(2020.6.15 8:26、加筆修正しました)

 

 

もしも上京することがあったら 世田谷区に住もうかなと思った

 

 

 

2019-11-03 aurora ark ツアーファイナル 東京ドームの1日目、恥ずかし島での1曲目「ダイヤモンド」の話だよ〜〜。レポではない。

 

 

 

 

チャマが入ってくるところまで歌った藤原が急に「ちょっと待って!」、何も問題ないように聞こえたけどなんかミスった?機材トラブル?ライブハウスではないけど誰か倒れた?って 一瞬のうちに色々考えてたら、「ごめん!喋りたいこと浮かんじゃって……」で「めっずらし……」ってびっくりしちゃった。

色んな人がレポあげてくれてるからニュアンスでだけ。

 

「この曲ちょうど20年前ぐらいに作った曲で…まあ20歳だ!作った俺も20歳だ!(そうだねえ、計算できてえらいえらいだねえ)、その時は世田谷の四畳半だか六畳だか…忘れちゃったんだけどそれぐらいのアパートに住んでて、この(島の)ステージより狭い部屋に住んでて。手伸ばしたらワンピースの3巻にすぐ手が届くような(ワンピース3巻の例えがあまりに藤原表現すぎるし分かりすぎる)、全て完結するようなアパートで書いた曲で。その頃にもライブはしてたんだけど、多くて100人とか。嵐の中だとそれでも来てくれた友達10人とかの前で、こんなに多くの人の前でライブするなんて考えられなくて、人数とか関係ないんだけど、こんなに多くの人の前で、あの頃と同じように歌うことができて本当に嬉しいです。あの頃と同じ気持ちで……なんかもう本当、感極まっちゃって、急にこう、思い出して。20歳の俺から、20歳になった曲を、みんなに歌います。」

→で、再びダイヤモンド。

 

 

 

やーーーーーーー、泣いたァ。

タオル忘れたから泣くの我慢しようと思ってたんだけど まあ我慢なんてできるわけない無理だった泣いた〜〜〜〜。このMCをあの場で聞いて、曲を止めてまでこのMCをやってから聴く「ダイヤモンド」、あまりに意味がありすぎる。普段は言葉じゃうまく伝わらないから歌おうか、っていう人が 言葉の代わりに音と歌で気持ちを届けてくれる人が、一度その、言葉代わりの曲を止めてまで言葉で伝えたいと思った、溢れ出した言葉。そんっなもん。そんっっっなもん。

 

 

私には、藤原から私たちリスナーへの言葉というよりも、今の藤原からの、「あの頃」の「20歳だった頃の藤原」への言葉のように聞こえた。詳細なんて、あの頃の彼の気持ちなんて 何もわからないけど。それでも 自分自身も、メンバーも、自分を取り巻く環境も、自分の歌を聴いている人数も、何もかも違ってた頃の、もしかしたら若くて尖ってて今とは違うことで悩んでたら傷ついたり迷ったりしてて、それでも曲を作って、音を奏でて、歌ってた頃の自分への「大丈夫間違いじゃない」「ここまで至れる」「だから全部そのままでいい」「大事なことひとつ、忘れなければ 離さなければいい」って 言葉に聞こえた。めちゃくちゃ烏滸がましい上に全部想像でしかないけど、「ダイヤモンド」作ってた頃の藤原が認められたのかなー、って こっちまで嬉しくなって、温かくて、幸せをもらっちゃった。

 

 

どの立場で言えばいいのかわかんないけど、本当 間違ってなんかないんだよ。あなたはこれだけの人数の人間を救ったり掬ったり拾い上げたら笑わせたり泣かせたり叫ばせたり揺さぶる人間になる。

私の感謝や肯定は、あなたの、あなた自身への肯定には何ら関係ないけれど、そんなあなたがあの頃の自分を肯定して、大丈夫だって胸張って、自分を褒めてあげたりよくやったって認めてあげられたりしてるなら、それすらも私の幸せになってしまうなと思ったよ。また貰っちゃった。

間違ってたって迷ってたって もしかしたら投げ捨ててしまってたかもしれないけどそれでも、大事なものひとつ、手離さずにここまできてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

「感極まっちゃった」って照れ臭そうに誤魔化すように笑う藤原に「いいじゃんいいじゃん」って言葉をかけられるようになったちゃまも、あのMCと歌のあとに お前にしかできね〜〜よの増川節で話すヒロも、今この瞬間のダイヤモンドは藤原のために演奏してるのかとすら思えるような音で 隣に立っていてくれた3人、みんなありがとう。

 

あのちゃまが 笑いながら藤原を「いいじゃん」って 大丈夫だよって肯定できるようになったことが嬉しい。多分昔からずっと変わらず、そういうところが唯一無二で、藤原を救い続けてきたんだろうなって思わせるヒロが愛おしくて嬉しい。同い年なのに 藤原が歳下に見える時すらあるひでちゃんの安心感が好きだよ。ここにくるまで、解けかけたり千切れかけたりこんがらがったりしたかもしれないけど、それでも結び続けてここまで一緒にきてくれてありがとう。

 

 

 

 

これからも、たとえ間違えても 大切なものひとつ、手離さないでいたい。

 

 

 

908festival 2019

 

 

KREVAソロ15周年おめでと〜〜!!!!!!

ずっと変わらずヒーローだしキングだし大好きだオラ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

 

 

 

というわけで 908 FESTIVAL 2019 in 横浜アリーナ 行ってきました!

 

同じ週にBUMP OF CHICKEN名古屋遠征してて、その間&余韻で他のアーティスト聴けなくて、さすがに全く聴かないでいくのやばいよなまあツアーやるから今回どこまでアルバム曲やるか分からないけど……と思いながら 当日出発前の朝に「AFTERMIXTAPE」入れて移動中+会場入りするまでずっと聴いてました。まじでめちゃくちゃかっこいいアルバムなので全員聴いてください。各サブスクにあります。

案の定MCで聴いてないやつ「なんっでだよ!」のお説教(という名のスネ。可愛い。)されてて 聴いた私は自信持って胸張って「聴きました!」の挙手できたので聴いててよかったです。えらいえらいだよ自分。思いの外聴いてきてない人いたので「マジか」ってびびったけど。

 

 

 

ではいきます。

 

アリーナをあんっなにアットホームな雰囲気にできるの何?!マジでお茶の間か?ぐらいの距離感と空気感でびびる。家じゃん。

初っ端から「無縁狼煙」でブチかましてくっっっそかっこいい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!間違いねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!お前がナンバーワンだ!!!!!!!!!!と思わせたかと思えば 大ちゃんと「One feat.三浦大知」やるしその時点で爆上がりですよ。ていうか908fesやってるってことは去年から一年経ってるってことなんですけど(バカ文法) 、頭ではわかってる?ような気はしてて?でも多分実感として理解してなかったのか?「この曲は去年のクレフェスでJQ (from Nulbarich)とやった曲で〜」ってMCで「あれから一年?!!!?!!??!!!?」てマジで脳がバグった。いや、クレフェスって一年毎だし確かに一年経ってるんだけど。いや、え?初披露されて爆上がりしたあの武道館から一年?え?いやまじで?え??????時の流れ早いとかいうレベルじゃなかったまじでわけわかんなかった本当に何?まじで?????

あと曲中大ちゃんとKREVAが客席周りに用意された花道?ぐるっと走ってハイタしてくれてたんですけど、それまでのオブチキン公演とあとドルオタのせいで「接触営業だ……」って思ってしまって自分がうるさかったです。大ちゃんの単独行ったことないんですが (今月の城ホールでデビューします。よろしくお願いします、優しくしてください。) もし単独でああいう接触しないんだったらファンの人めちゃくちゃお得じゃないですか?そら毎年FCの人めっちゃきてくれるわ、と思いました。三浦大知にあんなことさせるのまじでKREVAだけでは?いつもわがままと無茶振り聞いてくれてありがとう大ちゃん……。

 

 

 

 

DEAN FUJIOKA

スマン正直全然期待してなくて出演決まった時にもゲラゲラ笑ってた。俳優としてもあんまり知らないし歌手としてのおディーンさんも音楽番組でお見かけするぐらいだったんだけど、「いや〜〜ナルシズムつえ〜〜!!!!!!」みたいな見方しかしたことなくて、好きとか嫌いとか嫌とかでなくてなんかネタ枠に近い思いを持ってたというか……?

あと昔のクレフェスに出てくれたALKOの時もそうだったんだけど、KREVA×三浦大知っていう、お約束というかもうダブル主演みたいな 間違いない鉄板コンビが盛り上げた中でステージに立つの酷だなって思ってて。かわいそうだなあとすらちょっと思ってたんですけど。

 

出てきた瞬間から期待を裏切らない、むしろ上回るドナルで「つ、つえ〜〜〜〜!!!!!!!!」と平伏した。

マジで登場と同時にディズニーミュージカル始まったと思った。王子様じゃん。

私今まで出会った中で一番のナルシストがKREVAなんですけど、茶化すでも逃げるでも何でもなく、真正面からあの人のナルシストっぷりに張ってた人見たの初めてかもしれない。すごかった。この一瞬だけで掴まれて、偉そうな言い方かもしれないけど見直した。いや本当に一切の茶化しなしで「この人すごい」って思ったし、KREVA×三浦大知の夫婦漫才見せられた後にステージに立つ者として本当にすごかった。

声も予想以上に出てて、何よりマジで「この空間今から俺のもんだからな」って勢いがあって、ほんとにほんとにすごかった。感心した。だってKREVAと張るナルシストやで?

単独とかだとまたちょっと分かんないけど、自分以外を目当てに来た人が大多数であろう中で、彼のことをほとんど知らない私すら「うわこれがDEAN FUJIOKAだわ」って 寸分違わずそのキャラクターをこなしてみせたのが本当にすごかった。

あとこれはめちゃくちゃ個人的な話になりますが「Hirtory Maker」を歌ってくれたのがアニオタとしては嬉しかったです。みんなもユーリ on ICEをみよう!!!!!

 

 

 

BONNIE PINK

 

発表された時から楽しみにしてました!まさか「くればいいのに」やってくれると思ってなかった……。妥当に大ちゃんかなーと思ってたので (失礼)。

生で見たの初めてだけど、本当にめちゃくちゃキュートな人だな〜〜!!!!!可愛い…………。「A Perfect Sky」やってくれて嬉しかった〜〜!!!「知ってるかな〜〜?」とか言ってたけど知らんわけないじゃん……大好きでした……。

 

大ちゃんも加えた「真夏の果実」、マジか!!!!!!!!となった。

KREVAさん、近年お歌が上手くなったけど、やっぱり大ちゃんとBONNIE PINKの2人に比べたらやっぱり……ってなってるの自分でもわかって可愛いねえ!!!!!!お2人は圧巻でした。歌が上手い人って、歌がうまいね…………。

 

 

 

・s**t kings

ぶっちゃけ 発表時点で 誰だ?なんだ?と思いながら一切の下調べせず予備知識なしで見てしまい……。大ちゃんのバックで踊ってる人たちだったのもこの時に初めて知りました本当にすまん。

いやでもバックダンサーしてる時シリアスな感じだったじゃん……。こんな陽気で楽しいお兄さんたちだったの知らんし分からんじゃん……。今このブログ書くためにwikiみたんですけど、kazukiさんとかちんさんとも一緒にお仕事されてたんですか?言ってよ (根アケ)。

見てて楽しかったし正直自分も含めて正解もノリ方もわからん戸惑ってる人間たちを巻き込んで盛り上げてくのがうまくてすごかった〜〜!!!さすが!!!!

KREVAとの掛け合い完全に身内でウケたし、ていうかNOPPOさんMCでも弄られてたけどKREVAの意味深が初ステージだったのに寝坊したんですか?大物すぎてめっちゃ面白いじゃん。今回初めて気づいたけど、大ちゃんと踊ってる時に1pickだな〜〜と思ってたお兄さんだったしギャップえぐいしなんなの。好きです。

楽しかったです!!!!!!!

 

 

 

 

三浦大知

これ以上なんかいるか?って感じなんですけどまじで毎年毎年KREVAのアホみたいなおふざけと無茶振りに付き合ってくれてありがとうな〜〜〜〜〜〜。今度初単独行くので 自分のファンしかいない前での大ちゃんが今から楽しみです。これまではKREVAに振り回される可愛い姿ばっかり見てたので。

さすがの貫禄、さすがの安心・安定感、お前がいなきゃ始まんねーし終わらねーよみたいな気持ちを毎回抱いている。本当にいつもありがとう。

大ちゃん、もうずっと演者としての成長を見せ続けてくれてるけど、アリーナですら小さいなと思えるステージングなの本当にすごい。大きくなったねえ。もう何も言うことないです。本当にかっこよくて、才能と愛に溢れてて、最高のステージをありがとう。「FEVER 勝手にRIMIX feat.KREVA」は頼むから音源化してくれ。

 

 

 

KREVAさん

ここで満を辞して、というか 今までも各アーティストの各パートで散々出てたけど 「結局やっぱりどうせ俺だろ?」って見せつけてくるあんたがナンバーワンだよ。負けました。待ってました。やっぱり一番かっこいいよ。永遠に私のキングでいてください。

「アイソレーター」、ライブで聴くのめっちゃ楽しみにしてて、まあでも聴けるのツアーかなあと思ってたのにやってくれてめちゃめちゃ嬉しかったし予想通り、それ以上にめちゃめちゃかっこよくて最高でした。こんな気持ちよくされたらまじで離れられん。あ〜〜ツアー楽しみ!!!!!!単純にトラックだけでもバカかっこいいし、ここにシッキン持ってくるの良すぎてマジで王者だった。あ〜〜好き!!!!!!!!!!会場入りしてからアルコール入れてないのに 完全に酔った。気持ちいい。

からの「敵がいない国」気持ちよすぎて無理。このまま殺されても幸せなんだろうなーと思った。音楽だけでこんなに酔えるのすごい。なんでこんなずっとかっこいい?

そんだけ気持ちよくしといて「You are the No.1」、「Your Love」と畳み掛けてくるのもずるい。気持ちよくないわけがない。

 

 

 

 

正直アクトの発表時点で、「15周年の割にめちゃくちゃ大物がくるわけでも、縁深い人がくるわけでもないんだな」って思ってたのが素直な感想なんだけど、全部吹っ飛ばして最高だった。

やっぱり最高で、一番かっこよくて、大好きだ。

 

ソロツアーもめちゃくちゃ楽しみです。

 

 

 

 

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まだ毛布が手放せない

 

10/1 Zepp Osaka Bayside、今ツアー(aurora ark)唯一参加できたライブハウス公演です。

セトリMCその他のネタバレします、あとツイッターに投げた雑レポと重複してるところあると思う。適当に流し読んでね。

ステージはほとんど見られてません。視覚的なレポとかはないと思ってください。

 

 

 

 

「aurora  arc」

流れた瞬間、音がよすぎて「これが聴きたかった!!!!!!!!」になった。反響しまくるドームの音響に慣らされてたけど、聴きたいのは、聴きたかったのは、欲しかったのは、これだよ……………。音の粒が溶けずに ちゃんと一音一音聴こえるのが嬉しすぎて それだけでもう今日ここにこれてよかった、と思った。ここで既に「終わらないで aurora ark in Zepp OSAKA Bayside 1日目……」だった。つい10日前にも時間を共にしたのに、「会いたかった……!!!!!」と思った。同時に何がかは分からないけど「あぁ始まった」とも感じた。

 

スクリーンのない、ドームほどの照明設備もない、ライブハウスのライトだったけど、ドームで映像を見たときよりも「イエローナイフに来た、連れてきてもらった」って感覚が大きかった。ドームの映像はどちらかというとビデオレターみたいな 彼らの旅の記録をお裾分けしてもらってるみたいな感覚が強かったので。

でもあの瞬間は多分きっとオブチキンと、もちろんスタッフも含めた全員と、全員が同じ場所に立ってた。それをより一層高めてくれる「aurora arc」の音、ひとつ楽器が増えて重なるたびに 世界が広がるような感覚を与えてくれて、さながら「イエローナイフはここにあったんだ」みたいな気持ちでした(それはWILLPOLIS)。改めてオープニングとしてあまりに秀逸。天才。一生繰り返してたい。

 

 

「Aurora」、一音が鳴った瞬間、藤原の声が聞こえた瞬間、世界が色づく瞬間ってこんな感じなんだ、と思った。一気に目の前の世界が鮮やかになって命を吹き込まれたみたいだった。本気で、この人たちは魔法使いだと思った。この日何度も思うことになるけど、ドームの何倍も より自然に、それが当然のことのように、あの空間は広がってた。完全に箱の外、多分オブチキンを聴いている全ての人のところまで音が届いてた。この人の歌は、この人たちの音は、こんな当たり前みたいに広がるんだ、ってのを目の当たりにした。今まで行ったドームと比べて 何分の一ってキャパなのに、明らかにドームよりも広かった。こんな風に分かることあるんだ…って 彼らの底知れなさにまた驚かされた。

なのにどこまでも「君」に届くことを一番大事にしていて、届いているかを気にしてくれいてて、「せめて」なんて「せめてその白い手紙が君に届きますように」なんて、「せめて」どころじゃないのに。ずっとずっと届いてるのに。こんなに大切で大切でなくしたくないもの。

どれだけのものを貰ったか分からないのに。届ける範囲の広さと、その対象である「君」の小ささが 矛盾なく成立してるの、本当うまく説明できない。

 

 

 

この日の「虹」での藤原の曲間煽り、「会いにきたぜ大阪!」「叫べ大阪!」「こんなもんじゃねえだろ!」で滾った。その時はただただ荒っぽくてオラついててどうやっても隠せない藤原基央という人間の大きさと人を惹きつけてしまう力に沸くしかなかったけど、今思うと「届きますように」と願った気持ちを あんなにすぐに返せる場所をくれて、もっともっとと求めてくれたの、めちゃくちゃ幸せなことだったのでは……?ありがとうバンプオブチキン……。

どれだけ叫んでも叫び足りないからもっともっと叫ばせてくれ。

 

 

 

叫ぶ藤原とは対照的に、オブチキンいちのお喋りを自称するちゃまがここまで何も話さなくて、「天体観測」の白と青だけのライトに照らされたステージ上のちゃまが 本当に幻みたいに綺麗だった。物販担当のちゃまもSNS担当のちゃまもMC担当のちゃまも全部好きだけど、やっぱりベーシスト直井由文が一番好きだよ。ドームだと溶けてしまってたベースの音がちゃんと聴こえて嬉しかった。歌うようなあやすような優しくて力強いちゃまのベースが大好きだよ。

あとアンコでもないのに「暑いでしょ?」っつってペットボトル投げてくれる優しさが本当に……。好きだよ……やさしい……ありがとうね……。10月なのにこの暑さのせいで追加グッズ売らなくて「ンンンン〜〜!!!!!!」ってなってるだろうにさ……。文字通り命の水です。

 

 

「記念撮影」こんなに優しく簡単に(音楽として技術としてってことじゃなく)、穏やかに紡がれるイントロから 歌い始める藤原の声がすごく切実で少し苦しくて切なくて(音源聴いててその差に気づいた)、ねえどんな顔して歌ってるの、って 顔が見たくなった。必ずくる「終わり」から目を逸らさずに きちんとその先を見つめてる人だから「一生今日が続いてほしい」って歌う同じ日に そんな声で「君は知っていた 僕も気づいてた 終わる魔法の中にいたこと」「僕らの間にはさよならが 出会った時から育っていた」なんて歌うの。少しでも気を抜いたら 目を逸らしたら 諦めてしまったら 迷子になってしまいそうで泣いた私の前で「迷子のままでも大丈夫」って歌うの。

邪な思いでの「ステージが見たい」じゃなく、本当に心から 私に向けて「大丈夫」だって歌ってくれるあなたの目が見たいと思った。見られなくても ちゃんと大丈夫だったけれど。

手を口元に添えてメンバーと歌う「Ah ah ah ahh」に込めた気持ちが 叫ばなくても音や風や空気の流れなんかに乗って 届けばいいなって思いながらいつも歌ってる。

あとメロディー替えが好き。

 

 

 

「話がしたいよ」

ライト一本に照らされて歌い始める藤原、あぁもうここで人生全クリした、悔いはない、って錯覚するほどのものだった。なんでこんなに狭い空間で、声だけで、無限に広がる世界の輪郭を私たちに与えられるんだろう。

多分藤原がひとりで音楽やってても好きになってたし救われてたよ、でも4人でやることを選んで、諦めないでいてくれてありがとう、って みんなの声と音が重なると思う。

「お薬貰ったし …飲まねぇし」のぶっきらぼうで乱暴な、なんでもないような、なのに分かる人にだけ伝わる歌い方にひとり沸いて、泣いてしまった……むり……………………。

「君の触れた匂い 忘れられないよ」は えちえちおじさんどこまでいくつもりです?そろそろR15指定入ってるよ?本当責任取ってほしい。

……からのアウトロがずるいよ。今までの何もかもを自分の声とギターでまとめてくるのずるい、すき、ここではお漏らししないリスナーもえらい。

 

 

 

「オンリーロンリーグローリー」

私が一生囚われ続けてこだわり続けてどうしても面倒くさくなってしまうアルバムこと「ユグドラシル」の中の一曲だけど、その中でもそこまで思い入れが深い方じゃないと思ってたんですよね。いや好きだけど。ユグの中だと「陽」側の曲じゃん。

でもユグドラシルってやっぱり私の中で特別だったんだなあ。

 

あの「オングロ」を綺麗に軽やかに歌う藤原を前にして やっぱりオブチキンは進んでしまったんだと拗ねて 置いていかれたと絶望して泣いた。藤原基央は、バンプオブチキンは、「オンリーロンリーグローリー」を もうこんな風に歌えてしまうことが寂しかった。「お前もそろそろ俺(ユグ)離れしろよ」って言われてしまった気がした。「嫌だ無理だめ置いていかないで」って泣いた。

 

ふっと目の前が暗くなって泣いてたのに、「生き絶えた〜」からの歌い方が私の知ってる、私がずっと泣いて、支えられて、勇気付けられて、またダメだって戻って泣いて、何度も勇気をもらったオブチキンの「オングロ」だった。「あぁもう置いていかれた」って泣いたのに、またすぐ同じ人たちに音楽に掬われてしまった。ここで「まだ大丈夫」だと思った。同時に、もう何回目かわからない「ずるい」って泣いた。絶対に完全に見捨てて置いていってくれない。ずるいしひどいよ。でもありがとう。

まだ、もう、これからも、これまでの私も、大丈夫だと思った。

 

 

 

「望遠のマーチ」いっつもこの曲にころされてるね。ウケるね。しゃれになんね〜〜〜〜。

京セラから予感があって、名古屋でやっぱり、ってわかって、1日目しか行けないベイサイドにびびってたけど、私にとって、今ツアーは同じ会場2dayでいかなきゃ完結しない物語だ、ってこの会場で確信した。ねぇちゃんと地獄に落としたあと救ってくれよ。じゃないと明日から 息ができない。

でも本当に、解禁になった当初はこの曲がここまで私を揺さぶる曲になると思ってなかった。アルバムになった時にもここまでの曲になると思ってなかった。確実にこのツアーの中で私の中に植え付けられた曲だよ。どうしてくれんの。一生責任取ってよね。

 

 

 

ライブハウスで演るのを楽しみにしていた「月虹」が 意外とドーム映えする曲だったり、ドームの演出(好きじゃない)でいや〜〜これは……でもまあ大きい会場で映えそうな曲だよなあ……って思ってた「アリア」が 意外と箱でめちゃめちゃよかったり、「aurora arc」曲には本当驚かされる。

レーザーもライトもスクリーンも、余計なもの全部削ぎ落とした藤原、もといオブチキン、これこそが完成形なんだよな、って心から思える礼拝堂だった。あの時あの場所にいたみんな洗礼を受けたね。

 

 

 

 

「Spica」

ドーム公演私にスクリーン演出ボロクソ言われてる曲のひとつ。そもそもぱんど〜らで「pfでの感動と嬉しさ返せよ!!!!」って思ってた曲でもあったが……。

藤原が前触れなくハンドマイクに切り替えて、演奏を3人に任せて、「ボーカル 藤原基央」になった時点でもう大好きになってしまった。

ボーカリスト藤原基央、あの時地球上に存在したボーカリストの中で間違いなく文句なしぶっちぎりナンバーワンのボーカリストだった。ライトを浴びて、ステージの上で、歌うことだけに集中した藤原基央、才能をボーカルに全振りしてないとおかしいぐらいのボーカルだった。後のMCで 唐突にハンドマイクにした理由を「もっと近くに行きたかったから」の単純かつそれ以上ない理由だって教えてくれたのが信じられないぐらい、下心があるほうが信じられたぐらい、あの日のベストアクトではと思う時間だった。

そして昂ぶって「前に前に」出る藤原を きちんと支えて見守って見送れる3人の音とコーラス。藤原が「絶対にこの4人で」と願ったバンドは ここまでになったんだなあ……。あの時あの場にいた全員、「信じてくれるから 立っていられた」んだよ。

ラストまだハンドマイクで歌えたのにスタンドの前に戻った藤原、「手を取った時 その繋ぎ目が 僕の世界の真ん中になった」でスタンドマイクの上で手を組んで歌ってて、完全にあの瞬間「僕の世界の真ん中になった」になりましたよね、ええ。なんでそんなことすんの?????致死量余裕で超えてる完全に殺しにかかってて本当に怖い無理なにそのサービス精神正気じゃいられない……。

ハンドマイクに表れてるようにめちゃくちゃ気持ち入っててサイコーだった……。こんなに喉を震わせて切実に歌い上げるのずるいよ。

 

 

 

「新世界」のかいわれこの目で見られなかったのでしにま〜〜す。自分でもびっくりするぐらい落ち込んじゃった。凹んでる中で叫ばされるとヤケクソで一瞬どうでもよくなるね……。

圧縮された空間とバカデカ感情で押しつぶされるかと思ったのに「もっと」って煽るオブチキン人間じゃないわこえ〜〜となる。

悪ノリ「もう一回!」コールからの「わかったわかった」「やるわけねーじゃん」「バッカじゃないの?」全部全部たまんなかったけど茶番付き合わせてごめんねってちょっとハラハラした。付き合ってくれてありがとう。嫌な思いしてないですか?大丈夫?

からの「もっと欲しい?」「もっと声出る?」でエッッッッツ導入からの「すぱのば」新しすぎる。ここにきてまだ既存曲で新体験できるの面白です。

 

 

 

 

「流れ星の正体」

ドームで全席指定されて周りに多少の余裕があるのとは違う、文字通り詰め込まれた人に囲まれて、しかも恐らく全員がオブチキンに会いにきたその人たちの中に埋もれたライブハウスで「世界に何億人いようとも ひとり」って歌われるの、なによりも実感を伴う。これだけ普段より近いはずの人の中にいても確かにひとりだった。今ツアー中ずっと感じてる楽しさと幸せの共有と、同時にどうやっても理解れない違和感と寂しさと孤独感の狭間で、また毛布の中に逃げ込んで、「あぁ 私にはまだこの毛布が手放せないな」って笑えた。でも仕方ないよなそれでいいか、って 諦めか希望かわからないけど そう思えた。ねえやっぱりまだ毛布が手放せないよ。

 

音源では「届け、届け」って 焦りすら伝わるのに ライブであんなにあんしんして「お前らには伝わってるだろう?」「大丈夫だろう?」って歌うのずるい。

 

 

 

 

 

近年、ユグドラシルに依存する頻度も深さもマシになったと思ってて、あの時の私が成長できたと思ってたのに aaでそんなことないって打ちのめされてる。情けないのにどこか嬉しくて幸せ。

一生手放す気なんてないから 一緒にどこまでもついてきて。

 

 

 

 

 

 

 

 

迷子になって、息ができない

 

 

全然余裕はないのですが 少し落ち着いた(また明日の私が死ぬ)ので aurora ark ナゴヤドームの話をします。セトリだとかMCだとかの話はツイッターに投げたので 今回はその話はしません。

支離滅裂なレポという名の垂れ流し感想戦は いつかモーメントにまとめ…られたらいいなあ………………。

でもセトリその他に触れる可能性はあるので ネタバレ絶対ヤダヤダマンは読まないことをおすすめします。配慮とかせん。書きたいことを書き残す。

このエントリーは 名古屋の1日目で死んで、2日目で救われて どうしようもなく生き延びてしまった人間の話です。

 

 

 

 

京セラドーム1日目でひとり地獄に落ちて、2日目で救われた人間は、名古屋1日目はもう大丈夫、京セラ1日目ほど寂しくなることも悲しくなることも辛くなることもないだろう、あれ以上の地獄なんて早々見ることはないだろう、しかもあれだけ救われた後に。もう大丈夫。とタカをくくって 少し自分の気持ちをナメながら参加しました。

 

 

結果から言うとまた別の絶望に叩き落とされた。(また?!??!!??!!?!)

 

 

別に何が悪いとか誰が悪いとかじゃないです、多分。

それでもなんで絶望の底に突き落とされたのかというと、そもそも「Aurora」の時点で 音の反響で迷子になりかけていて、「置いていかないで」「この手を離さないで」「見失いたくない」って祈りながら必死に音を追っていたんですよね。ドームの反響で 掴んでたものがあやふやになって手から滑り落ちそうになっていたから。

それに加えて、その曲で「イェイ」って応えるのか、その曲で黄色い声を上げるのか、それらを聞いてまだメンバーの名前を叫べるような気持ちでいるのか、ましてやおふざけ隠しネームを叫ぶのか、野次が入れられるのか、あの演奏を言葉を聞いてなおメンバーを茶化すような声を上げられるのか、それを聞いて笑えるのか、全部「なんで?」って思っただけです。「なんで?」が大きくなってぐちゃぐちゃになって、自分はできなくて分からないから「なんで?」が膨らんだ迷子になった。

 

少なくともあの日あの場所にいた私の耳にはそれが大多数に聞こえて、同じオブチキンの音楽を聴いて、藤原の歌詞に共感したり共鳴したり泣いたり救われたり縋ったりしたはずの人間の集まりが 私以外のほとんどが 私とは違う受け取り方をして、全く理解できない楽しみ方をしていて、「なんで、どうして」って 分からなくなっただけです。

ただのワガママだしエゴの押し付けだし何一つ正当性なんてないです。

でも心の底から「なんで?」、「置いていかれた」って思ったんです。

道標にしてきたオブチキンの音楽さえ見失いそうだった。心底「息ができない」「助けて」って願った。

 

 

 

そして 藤原が軽やかに何でもないように あまりにも綺麗に(あの時はそう聞こえた)ダイヤモンドを歌った時 「あぁもうこの場で唯一私だけが取り残されている」って これ以上ないぐらいに絶望した。ずっと縋って頼って掴んで救われていたオブチキンにさえ置いていかれたような気持ちになって 急に手を離された気がして 1人だけ お前だけ ずっとそこから動けずに立ち止まってんだよ、って見捨てられたような気持ちになった。

 

どれだけのリスナーの黄色い声や、本当に今返す言葉として正解なのかそれはって思うような「イェイ」や 野次や 名前のコール以上に、オブチキンに置いていかれた、って感じたその瞬間が本当に一番辛かった。もうダメだ私は彼らにすら置いていかれて ついていけないんだ、って膝をついた。

彼らの音楽で、とかではなく 置いていかれた寂しさと絶望から泣いてしまった。こんなことで泣きたくなんかなかったのに。でももう本当におしまいだと思った。この場で私だけが前に進めていない、私一人だけが置いていかれてしまったんだ、って感じた。

今になると悲劇のヒロインぶってんなと思うけど、その時に感じた絶望も寂しさも諦めも虚しさも全部嘘じゃなくて切実だった。

 

 

ライブの前半から抱えてた周りとの距離だとか受け取り方の違いだとか違和感だとかそんな気持ちが「ダイヤモンド」の藤原の歌い方で決定的になって爆発して、絶望しながらその後を聴いて、やっぱり望遠で死んで、でも否応なしに引き上げられて楽しくなってしまう「新世界」で泣きながら笑って 笑いながら泣いて、ぐちゃぐちゃになりながらランプを聴いて、もうライブに来るのも向いてないのかもしれないこんなにグダグダうだうだ一人だけ拗ねて泣いて絶望して文句言って、私は結局やっぱり一人で引きこもって部屋でひとり音源を聴いて、自分に都合のいいだけの言葉を 音楽を 都合よく解釈して信じてる方がいいんだ、って思って、その方がお互いの幸せだ、って思って、今まで貰ったものも、励まされて奮い立たされた気持ちも、全部嘘じゃないけど、もう今の私はここにいない方がいいんだ、って諦めかけて。

「自分が信じれないのかい?」、昔からずっと一番信じられないのが自分自身で、それでもオブチキンのことは信じられて、だからなんとか生きてこられたのに。その軸が揺らいだらもう生きていけるわけがなくない?って自嘲した。

楽しかったのに、そんな気持ちを抱いたまま会場を後にして、でも楽しかったのも幸せだったのも本当で、マイナスなことは言いたくなくて、楽しかったことだけレポを上げて寝た。明日どんな気持ちであの場所にいればいいのかなって考えながら。

 

 

 

名古屋2日目、アリーナで、席がよくて、相互の人と同行して、楽しいはずなのに 楽しいのに 昨日のことをどこかで引きずったままの気持ちで開演を迎えた。

そしたらねえ、今ツアーの私の1pick a.k.a. ド鬱ソングこと「望遠のマーチ」で 藤原が「世の中に沢山ある音楽の中からお前らは俺たちの曲を見つけてくれた だから今度は俺たちがお前のこと見つけにきたぞ!!!!!!」みたいなことを叫んだんですよね。

その後も「その声頼りに探すから」「見つけてほしい」って続くし、「GO」終わりに「一生今日が続いてほしい」って呟くし、「生きるのは最高だ!」って叫ばされるし、「ベイビーアイラブユーだぜ」って告白させられるし、しつこいぐらい聞こえてるか確認されるし、

アンコでまさかのドアやられて、頭ついていけなかったけど、ダイヤモンドの綺麗さに泣いた私が ドアで救われた。

歌い方が変わっても、譜割りやアレンジが変わっても、置いていってるわけじゃなくて、ちゃんと手を差し伸べてくれて、待っててくれて、根本は何も変わってなくて、あぁ大丈夫だ、って 何も分からなくてもそれだけはちゃんと分かって泣いた。昨日もうダメだと思わされたのにこんなに簡単に掬い上げられてしまって 繋いだ手を離す歌なのに、それでも大丈夫だって優しさをもらってしまった。何もだめじゃなかった。オブチキンは私のこと置いてなんていってなかった。

 

ユグ期、色んな思いがありすぎて、色んな気持ちがありすぎて、一番重くてしんどくてドロドロしてて拗らせてるんだけど、あの時毎日部屋にひとり閉じこもって泣いてた私の一人が確実に救われた。

何人もいるしキリがないし一人救われても全然別の感情や記憶や思いを持った私がまだまだいるけど、でもあの時 確実にひとり暗い部屋で膝を抱えて震えてた 私の中の一人が救われた。

時間や時空や距離を飛び越えて 彼らは私を救ってくれてる、救い続けてくれてる。

それが「今」のオブチキンの音楽によってはっきりと伝わったのが 嬉しくて優しくて幸せで泣いた。

まだまだ全員は成仏しないけど、捨てて、拾って、迷って、悩んで、引き返して、もうどうにもならなくて、後悔して、また選んで、泣いて、祈って、誤って、願って、望んで、なんとか辿り着いた結果がここでよかった。今、今日にたどり着けてよかった。間違いだらけかもしれないけど、それでもここに至れてよかった。本当にそう思った。

そしてそのステージに居てくれてありがとう、増川弘明

 

 

 

もうひとりぼっちじゃなかったし、もし物理的に?ひとりぼっちだったとしても大丈夫だった。

戸惑って、迷って、拗ねて、諦めかけた迷子が、またオブチキンに救われてしまった。

 

 

手を離さないでいてくれてありがとう。

 

 

 

 

あと「ランプ」でマッチについて歌った翌日に「君が俺の松明だよ」って言うの、本当狡くてよくないと思います。

命が尽きるまで燃やし続けるよ。