負け犬の遠吠え

群れの中から見ていたい

(HAPPY) BIRTHDAY

 

 

 

 

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2023.04.09. BUMP OF CHICKENアリーナツアー「be there」、セキスイハイムスーパーアリーナでの仙台公演に行ってきました。

 

 

もうずっと、手軽さと楽さ故にツイッターで感想を垂れ流すのが常になっているのですが、この公演のこの感想は きちんと文章に残したいなあと思ったので久しぶりにアプリを開きました。まだ残っててよかった。

ライブレポは多分これを書き終わったらいつも通りツイッターに好き勝手書き殴ると思います。

あと再三言うけど藤くんの言葉とかMCとかぜ〜んぶニュアンスだしもしかしたら幻だったかも!ごめん!!

 

 

 

 

 

 

本ツアー自体は4公演目、2日目ばかり当たっているので、2日目のセトリは3公演目です。

 

 

とはいえ、今回のツアーはコロナ禍での制限が緩和され、不織布マスクの着用必須という条件付きではあるものの、久しぶりの声出し解禁公演ということもあり、公演を重ねるごとによくなっているので、3月の大阪ぶりの公演をとても楽しみにしていました。

 

特に徳島名古屋の評判をよく見かけたし、その流れのまま18祭を収録放送、新曲も解禁して1週間ほどという、前回の公演とはまた違ったものがみられるだろうな、という、私が最初にみた福岡公演とは別物になっているんじゃないかな〜なんて期待したりしていました。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりました。

 

 

実際、良くなっているところもたくさんあったし、メンバーも(BUMPのライブ初参加かも、や声出しライブ初めてかも、なお客さんに対する煽りなど)慣れたところがあったように見受けられて、ツアーの開始当初みられたようなお互いもどかしくてチグハグな感覚はほとんどなくてよかったです。嬉しかったし、ほっとした。メンバーにちゃんと「会いたかったよ!!!!!」が過不足なく伝われと思っていたから。

 

 

 

可愛いところも、かっこいいところも、好きなところも、笑いも、これが仙台公演の参加を決めた1番の理由なんですけど、4月12日にお誕生日を使えるボーカル藤原基央のお祝いもできて、もうやりたいこと全部やれた!最高!来てよかった!!って、ライブも終盤に差し掛かる頃にはもう満足してて、正直、あと大体何曲ぐらいだな、なんてうろ覚えのセトリを思い出してたりして。

 

曲が始まるまで名古屋公演レポでみた内容を忘れていて。

読んだときは「なんてことをしてくれたんだ」と思ってたのに、すっかり頭から抜けてたんだよね。あの曲でやった煽りを。

 

 

 

藤くんが話し始めてすぐ、「あ、」って思い出して、やばい、全然構えてなかった、覚悟してない、どうしよう、そんな、今日は藤くんのお誕生日をお祝いしたくて来たのに!って。

 

 

案の定、文章で読んだだけのレポでも「なんてことしてくれたんだ!!!!!」って思ってた煽りを覚悟も構えもなくド直球で受けてしまい、もうなす術も対抗する術も受け止めるキャパも何もなく、結果今までで1番泣いたaurora arkツアーのファイナル公演と同じかそれ以上に泣いてしまいました。あーあ。おしまいだよ。

 

 

 

「プレゼント」で

嫌いだ 全部 好きなのに

って歌ってくれたことに改めて感謝して、当時の私を掬ってくれてありがとう、感謝してる、今はもうちゃんと「全部好き」って言えるようになったよ、なんて思ってたのに。

 

 

生まれてきて幸せか?

なんて聞かれてしまって、そんな、言葉に詰まる、はいとは言えない問いかけをしたくせに「そんなハイって言えないよなあ」みたいなこと言ってくれて、そのあとのMCでもそうだけど、

ずっと幸せだったらいいけどさ、そんな素晴らしいことはないけど、でも難しいよな、俺だって難しいよ、でもさっき俺のこと祝ってくれただろ?「ハッピーバースデー」って歌ってくれたじゃねえか、君の声で君自身に言ってやってくれ、君自身の声じゃなきゃ意味がないんだ

からのHAPPY BIRTHDAY本当に無理で、そこまで言ってくれたのに言えなくて泣いてたら

もし言えなければ僕が手伝う

とまで言ってくれて、全然言えないけど、ここまで言ってくれたのに一言も応えられなかったら嘘だ、って思って、まだ全然自分のために自分の誕生日の前に「ハッピー」なんてつけられないけど、思えないけど、藤くんは自分のために自分の声で言ってやれって言ったけど、今日は藤くんのお誕生日をお祝いにきたから、藤くんへの「ハッピーバースデー」の気持ちを重ねてしかまだ言えないけど、「ハッピーバースデー」って歌ったよ。

 

 

生きるのは最高だなんて思えないし、それもライブのあの瞬間の藤くんが言わせてくれるあの時しか言えないけど、その瞬間さえ思えなかったりするけど、「全部好きだよ」って素直に思えたように、生きるの最高だなとか自分で自分にハッピーバースデーとか、一回でも思えたらいいなあ、そしたらまた藤くんに(勝手に)報告したいな、って思った。ぜーーーーーんぜん思える気しないけど!

でも先に「思ってなくてもいいから言ってくれ!」なんて言うからその優しさに甘えてしまう。人生で一度も言わないんじゃないかってセリフをこんなに大声で引き摺り出してくれてありがとうね。最高で最低で最悪に幸せだよ。

 

 

軽い気持ちで(軽くないけど)楽しく「お誕生日おめでとう!」しにいったのに、こちらが覚悟していない本気の誠実さで「ハッピーバースデー」を求められてしまって、向こうが本気で言うからこちらも軽いノリで応えられなくて、そうなるともう本当に言えなくて、それでも引き出されてもう全部ダメになってしまったお話しでした。

 

「HAPPY」でもうぜーんぜんダメだったのに「RAY」のダメ押しでもう完全にノックアウトされちゃって、それ以降の曲全部灰だよ。初めてアンコールなくていいって思った。

あと今日のことを忘れたくなくて、このツアーの今日この日に何か残したくて、多分初めて開演前物販行ったのに開演後にも物販行ってステッカーとビゼアタオル買いました。

 

 

 

 

 

今日も最高に幸せで、楽しくて、誠実で、愛と優しさに溢れた時間でした。ありがとう。

 

 

HAPPY BIRTHDAY.