成長の記録の 武道館と、ベストと、インタビュー
KREVAの15TH武道館ワンマン、成長の記録に行ってきました。
好きになった頃からずっと変わらず、それ以上に、期待を裏切ったり下回ったりすることなくずっと格好良くてずっとみんなの思う「KREVA」のままでいてくれて、だから絶対的に信じられたし大丈夫だったし文句も不満もなかった。
KREVAのすることは絶対で、正解で、間違いなかったから。
ライブ、めちゃくちゃ格好良かったです。
オープニングから 大丈夫?これ何?もしかして今日で全部終わり?ってぐらい、来てる人みんなファンクラブ会員なのかなって思うぐらい(実際1・2階席でFC限定tシャツ着てる人いたからFC当選でも1階席2階席の人いたと思う)の熱量で
あー好きだ、大好きだ、ありがとう、って何回も思ったし、嬉しそうな顔で笑うたびに泣きそうになった。
武道館でこの空間を共有できてよかったなあと思ったし、舞台からこの景色(見てないし知らないから想像だけど)を見せられて良かったなあって思った。
ドルオタ、大きいコンサートや生誕、何かの区切りで卒業くるんじゃないと身構えてしまいがちだと思うけど、この時も身構えた。それぐらいやりきって燃え尽きちゃうんじゃないかってぐらいの輝きだった。
この記事読んでからずっと「KREVAでいること、いてくれたこと」の大変さとか重みとか全部、全然気づいてなかったなって、その偉大さとか有り難さとか 何も気づかせなかったことの凄さとか、そういうことを考えてて、本当にどこまでかっこよくてどこまで好きにならせるんだろう……って思ってる。
こんなに全部さらけ出して、かっこ悪いところも全部みせて、なのにこんなにかっこよくて、人間臭くて、どこまでも圧倒的すぎる。
ライブで「足りねえよ」って煽るくせに、一番「足りねえよ」って思ってるのが自分自身に対してなの、どこまでもKREVAすぎるでしょ。
そんなに苦しいのに「音楽以外にやりたいことがない」って言い切っちゃうの、音楽を捨てられないの、どこまでもかっこよくて愛おしくて可哀想だ。もう嫌だって手放せる人だったらよかったのにね。でも手放せる人だったら好きになってなかった。
本当にステージの上でこれ以上ないぐらい輝いちゃうし、今回のライブの主旨!ってなるけど、マイク一本と一筋のライトさえあればそれでもう完成してしまう人だもんね。
今回の武道館通しても、悩んだり迷ったり試行錯誤してるのめちゃくちゃ伝わってきた気がした。そういう営み全部リアルタイムで見せてくれた気がした。
完全一人ツアーの時はやることやりたいこと目指すもの正解やゴールが分かりやすかったと思うんだけど、今回はベストアルバムの中とかインタビューで感じた葛藤とか試行錯誤とかがライブの演出とかアレンジとか構成を通じて伝わってきた気がする。多分まだ全然満足してない。
これだけ色々持ってて、手に入れてるように見えるのに、「KREVA」だからこんなに悩むんだなあ苦しむんだなあってちょっと泣けちゃった。
KREVAぐらいスキルがあって、売れてて、地位だって確立してて、もうやらなくてもいいじゃん。今でも十分すぎるほど圧倒的じゃん。
なのにずっと「売れたい」って言ってくれる。
武道館で久しぶりに聞いた「売れたい」、その後に「まだ俺のこと知らない人がいるんだって」って戯けてみせてたけど、切実すぎてちょっと泣いちゃった。
売れたいね、売れないとおかしいのにね、売れようね……。
それでもKREVAにはずっとKREVAでいてほしい。かっこ悪いところすらもかっこいい、苦しんで苦しんでもがいて、それでもそうやってステージに立ち続けてほしい。
なんか多分、あともうちょっとで次のステージに上がれるんじゃないかなって思ったし、本当にあと少し、もう少しでなにか掴めそうな感じがしてた。それで絶対もっとかっこよくなると思う。
今までもずっと、私の王様でいてくれてありがとう。
絶対ずっと着いていくから、これからもどうかよろしくお願いします。
KREVA、自己プロデュースめちゃくちゃ上手いし、他人をプロデュースする才能にも長けてるけど、全部他の人にプロデュースしてもらって全部委ねた作品もやってみてくれないかなってちょっと思ってます。